ワーキングホリデーで渡航できる26カ国を一気にご紹介✨

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こんにちは!天気がいい日が続き、気温は寒いですが今年はなんだか明るい冬ですね。
みなさんはお正月はどう過ごされましたか?


日本ではクリスマスは恋人と、大晦日は家族と過ごす方々が多いですが、アメリカでは逆なんです。クリスマスは家族や親戚と集まってクリスマスディナーをし、楽しく食事をしてプレゼントを交換します。年越しは友人や恋人とコンサートやフェスティバルに行くことが多いです。

私は一人っ子なので、欧米の家族や親戚大勢で集まる習慣を大切にしている文化がすごく好きです😋11月の感謝祭やクリスマスには州をまたぎ、いとこや親戚、その家族まで集まり大勢でお祝いをします。日本では地方にいる親戚やいとこにはなかなか会う機会がないですよね。アメリカに比べてこんなに近い距離なのに・・文化の違いですね。

前回はワーキングホリデーの特徴とその制度について細かく説明をしました。
今回のブログはワーキングホリデーで行ける26カ国の特徴や情勢など、国ごとにご紹介したいと思います😸ワーキングホリデーのビザの申請は、基本的に日本国内にある各国の大使館にて申請、手続きを行います。必要な書類や規定は各国によって異なりますので、ワーキングホリデーの情報が記載されている、または直接申請できる各国の移民局、外務省のウェブサイトを載せてご紹介します。ワーキングホリデーのビザは、国によっては直接大使館に行かなくても、移民局、外務省のホームページから自分でビザ申請ができる国もあります。

ワーホリの基本情報が知りたい方は、まずは前回の記事をご覧ください。

ワーキングホリデーで観光しながらお金を稼ぐ

日本とワーキングホリデー協定を結んでいる国は26カ国。英語を第一公用語としている国はカナダ、イギリス、ニュージーランド、オーストラリアの4カ国です。英語がしっかり耳に入る環境に行きたい、習得した英語が使える国にワーホリをしに行きたいという方は、この4つの国がオススメです。


また、英語に並び世界的に公用語として使われているフランス語やスペイン語を習得したいという方はスペインやアルゼンチンに行くのもいいですね。ご自身の目的に合った国を見つけていただきたいと思います。それでは、26カ国まとめて全部紹介しちゃいます!

ほとんどの国ではワーキングホリデーのビザ発給数が定められていて、年に募集する回数も国によって異なります。カナダや韓国、イギリスやアイルランドなど人気の国だとすぐ定員いっぱいになってしまうこともあります。しかし、オーストラリアやニュージーランド、ドイツなど定員数を設けていない国もあります。どの国が自分に最適か、考慮されている際は、以下のワーキングホリデー年間発給枠が国ごとに記載されている外務省のホームページをご覧ください。

日本国外務省公式HP

ワーキングホリデービザの年間発給数の上限数がない国、申請すればほとんどの確率で行ける国はオーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、ポルトガル、スウェーデン、エストニアの8カ国となります。その他の国は発給数が限られているのでご注意ください。

カナダ(Canada)

多国籍、他民族、多言語が混ざり合い、世界第2位の国土を誇るカナダ。最も大きな都市はオンタリオ州トロント、首都は同州のオタワです。私が高校生活を送ったのは西海岸のブリティッシュコロンビア州バンクーバーでした。バンクーバーは留学やワーホリで人気の町でもあり、教育環境が整っており、アジア人も多く移住しています🙆
日本同様四季があり、夏は涼しくカラッと晴れ、日没は夜の10時頃。冬は雪が積もり、現地の人々はスキーやスノーボードなどウィンタースポーツを楽しみます。


カナダでは、フランスの植民地だった昔の名残もあり、フランス語が第二公用語です。フランス語は高校での授業で必須科目でした。英語と並んでフランス語も学びたいという方は、特に日常的にフランス語が飛び交う、ケベック州へワーホリをすることをオススメします。北米に位置しながら、ケベック州の街並みはヨーロッパそのもので、州都であるケベックシティは1985年にユネスコの世界遺産にもなっているほど美しい都市です。西はバンクーバーやビクトリア、東はケベック州のモントリオールなど、カナダは1年間では足りないほど、観光にも充実しています。


ワーキングホリデーでは、入国した都市に継続して滞在しなければならないというルールはないので、もちろん観光も可能です。カナダのワーホリビザの発給数は約6500名ほど。最長で1年間滞在できます。最低賃金は時給15.20ドル(約1,368円)となっています。カナダの物価は日本に比べ少し高く、サービスに対しチップを払う文化ですので渡米前には生活費をある程度貯金しておきましょう。

カナダ大使館HP

イギリス(United Kingdom)

イギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つから構成されている伝統ある歴史と近代的な文化が混ざり合う国です。夏目漱石が留学していたということもあり、教育機関は世界レベルだと言われています。ヨーロッパの中でも中心となる国のひとつで、芸術と近代文化ともに発展国のイギリス。

最低賃金は8.91ポンド(約1500円)です。イギリスはたくさんのスポーツが生まれた場所でもあり、サッカー、ラグビー、テニスやゴルフなど、スポーツ文化が盛んな国でもあります。ワーキングホリデーで人気の国でもあり、その競争率は10倍ともいわれています。日本国籍募集数は他の国より少なめで毎年1500人程度、年2回の抽選に多くの人が参加しています。ワーホリのビザは2年間有効です。アメリカ英語に慣れている方は、始めは訛りやスラングに少し戸惑うかもしれません。


イギリスにも日本と同じ時期に四季がありますが、夏は比較的涼しく、じめじめしない涼しい夏がおくれます😀冬は冷え込み、雨の日が続くので厚手のコートが必要でしょう。ちなみにイングランド人はどんなに雨が降っていても傘をさしません。文化によって常識や習慣が違うのは面白いですよね。

UK外務省公式HP

オーストラリア(Australia)

治安がよく、自然豊かで気候が温暖など、ワーキングホリデーで常に人気の国オーストラリア。シドニーやメルボルンなど近代的に発展している都市がある反面、ニュージーランド同様、大自然ならではのアウトドアアクティビティが豊富。サーファーズパラダイスという街もあるくらいですから、サーフィンはもちろんマリンスポーツも豊富です。オーストラリアでは四季が日本と逆になります。日本の冬の時期にオーストラリアは真夏です。現地ではクリスマスシーズンにサンタがサーフボードに乗り、波乗りをしている絵やアートなどをよく見かけます🏄


オーストラリアの首都はキャンベラという街で、オーストラリアの最低基本時給はオーストラリアドルで19.84ドル、日本円に換算して約1,700円です。ニュージーランドと同様に最低時給は高いのですが、その分、物価も高いようです。

オーストラリア英語とニュージーランド英語は、アメリカ英語に比べ少し訛りがあるので、渡米を決めた際はユーチューブの語学レッスン動画などで耳を慣らしておきましょう。ワーキングホリデーのビザは1年間有効ですが、その後また最長で2年延長することができます。海外で長期間ワーキングホリデーをしたいという方は、合計3年滞在できるオーストラリアをオススメします。広大な大地と近代都市が共存していて、のびのびと英語が学べる環境が整っています。

オーストラリア移民局公式HP

ニュージーランド(New Zealand)

オーストラリアのご近所さん、のんびりした時間が流れるニュージーランドは、日本の約70%程度の国土の小さい島国で全人口は神奈川県の約半分と言われています。人の数より羊の数が多いと言われるのどかで自然豊かな国です🍀国として誕生してから200年弱と新しく、ゆるやかな発展を遂げながら大自然と共存しています。広大な平野、亜熱帯の森林、火山や氷河など、日本では見ることのできない大自然を目の当たりにできます。自然豊かで治安のいいニュージーランドでのびのび英語を学べることでしょう。


キャンプやハイキング、山登りや天体観測など、壮大な自然を存分に楽しむことができるのもワーキングホリデーの魅力の一つです。オーストラリア同様、四季が日本と真逆になります。首都はウェリントン、中心都市はオークランドです。中心都市と言えど、ウェリントンの人口は40万人程度と日本の市町村規模の小さな都市です。最低賃金はニュージーランドドルで約20ドル、日本円で1700円以上と他の国に比べ割高です。ワーキングホリデーのビザは1年間有効です。


豆知識:ニュージーランドの総理大臣は41歳のJacinda Ardern (ジャシンダ・アーダーン)という女性です。若くして、しかも女性で国を担っているなんてかっこいいですね😁

ニュージーランド移民局公式HP

デンマーク(Denmark)

500 以上の島々からなる大自然の美しい島国、デンマーク。
自然に囲まれ、緩やかな気候の中で英語とデンマーク語に触れ合うことができます。デンマークでは2カ国語が使われており、ほとんどの人が流暢な英語を話すことができます。しかし、公共のアナウンス、看板などはすべてデンマーク語のみなので渡米する前に基本的なデンマーク語はおさえておきましょう🎵


古い町並みと、陽気で幸せな人々が魅力的なデンマークには、運河に沿うように建てられたカラフルなレンガの家がいくつもあり、ヨーロッパらしい景色が広がっています。デンマーク市民の生活満足度は世界最高レベルと言われていて、2014年の国連世界幸福度報告では幸福度第1位でした。世界で最も社会的流動性が高く、世界で最も腐敗が少なく、国民が幸せな国です。ちなみにデンマークでは、法的な最低賃金は定められていません。しかし労働協約により最低でも1時間あたり110クローネ(約1,800円)以上支払うことが義務付けられています。働く場所により時給が異なるので、頭に入れておきましょう。


そして何よりもワーキングホリデーで気になるのが治安。経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)が毎年全国ランキング付けをする「世界平和度指数」でデンマークは5位(2018年時点)。日本は9位なのでどのくらい安全な国かお分かりになると思います。ワーキングホリデーのビザは1年間有効です。

デンマーク移民局公式HP

ノルウェー(Noway)

2013年から日本とワーキングホリデー協定を結んだノルウェー。国土の半分は森林に覆われ、9 万を超す湖沼をもつヨーロッパ最大の「森と湖の国」です。英語も通じますが、公用語はノルウェー語。ノルウェーには、女性を積極的に雇用する「クオーター制」というものがあり、雇用のうち4割は女性とするという決まりで、ノルウェーでの女性就労率はなんと6割を超えています。男女平等が重視されている国で、女性でも安心してワーキングホリデーに行けるでしょう。ちなみに「ノルウェー」の英語の発音は「ノーウェー」です😄


ノルウェーにも日本と同じ時期に四季が訪れます。ノルウェーの夏は日本に比べとても涼しく、過ごしやすい気候です。

ノルウェーでもデンマーク同様、法的な最低賃金は定められていませんが、労働協約で1時間あたり134.09クローネ(約1,492円)以上支払うことが義務付けられています。ワーキングホリデーのビザは1年間です。

ノルウェー移民局公式HP

アイルランド(Ireland)

緑豊かな美しい島と、陽気で素朴な人々が魅力的なアイルランド。平和で治安が良く、世界的にも住みやすい国とされています。伝統ある街並みと各地に残る古代遺跡に囲まれながら1年間ワーキングホリデーのビザで滞在することが可能です。アイルランドには1日に四季があると言われており、数時間単位で天気が変わりやすいようです。四季は日本と同じですが、夏でも20度以下ととても涼しい夏が過ごせます。日没はなんと22時頃!1日が長く感じられるかと思います🌝


公用語はアイルランド語ですが、ほとんどの人が流暢な英語を話せます。
アイルランドの最低賃金は1時間あたり10.10ユーロ(約1,167円)です。ただし年齢によって異なり、18歳は8.08ユーロ(約933円)、19歳は9.09ユーロ(約1,050円)と細かく規定されています。10.10ユーロ以上は20歳を超えた場合の最低賃金となりますので、現地で職探しをする際には求人の詳細をしっかり確認するようにしてくださいね。

アイルランド大使館公式HP

ドイツ(Germany)

中世の雰囲気が漂う街並みに、美味しいビールと陽気な人々の街、ドイツ。首都のベルリンには100を超える美術館があり、劇場では世界レベルのオーケストラがクラシック音楽を奏でる芸術都市です。公用語はドイツ語ですが、ほとんどの人が流暢な英語を話します。


ドイツのワーキングホリデーは、年間発給数の制限もなく申請時期も限定されていないことが特徴的です。日本国外でも、ドイツに行ってからでもワーホリビザは申請可能なので、まずは暖かいニュージーランドへワーキングホリデーをしてからドイツでワーホリということも可能です。ただし、同時に2つの国へということはできません。最低賃金は2021年12月現在時給9.50ユーロですが、今後段階的に10.45ユーロへの引き上げが決定しています。ワーキングホリデーで滞在可能な期間は1年間です。
ちなみに英語で「ドイツ」は「ジャーマニー」と言います✨

ドイツ移民局公式HP

フランス(France)

優れた芸術やエンターテインメントに触れ合うことができ活気にあふれた「花の都」フランス。流行最先端の国フランスで、パリジェンヌにまざり英語とフランス語、そしてファッションを学ぶのはいかがでしょうか。特にパリは、とても華やかで近代文化と歴史が交差した、私たちの女性にとって憧れの場所ですよね。また、フランスには世界遺産が41か所もあり、世界第4位の芸術国家です。フランスにも日本とほぼ同じ時期に四季が訪れるので、季節ごとに異なるフランスの町並みや気候を楽しむことができることでしょう✨


最低賃金は時給に換算して10.25ユーロ(約1,320円)ほどです。フランス人は英語で話してもフランス語で返してくるという噂を聞いたことがあるのですが、首都や観光地では英語が通じます。しかし渡航前にフランス語は勉強しておくことをおすすめします。ワーキングホリデーで滞在可能な期間は1年間です。

フランス移民ビザHP

香港(Hong Kong)

自然と近代文化が両立する夜景がとても綺麗な場所。公用語は広東語ですが英語も通じます。最低賃金は37.5香港ドル(約525円)と日本と比べ半額ほどとかなり少ないですが、物価が安いのが特徴的です。また、香港はビジネスの街。ワーキングホリデーで訪れている人の中には、語学力アップの目的の他、起業やスキルアップを目的としている人が大勢います。1年間の滞在で、様々な分野が学べそうですね🙆大都市のマカオには、世界中からたくさんの旅行客、ビジネスマンが集まります。


香港の四季は日本ほどはっきりしていなく、夏は暑く、冬は涼しい気候になっています。
香港のワーキングホリデービザ発行数は1年間で1,500名です。ワーキングホリデービザの申請受付は先着順なので、渡航を決意されたらすぐに行動することをお勧めします。

香港移民局公式HP

韓国(South Korea)

今尚発展を続ける国、韓国。韓国へのワーキングホリデーの手続きは、日本にある韓国大使館で申請、手続きを行います。ワーキングホリデーで韓国に滞在できるのは1年間です。日本から近いということもあり、観光をしながら韓国語を学びたい人が年々増えているようです。しかし、英語はほとんど通じません🙅

私は過去数回旅行に行ったことがあるのですが、日本語の方が現地の人には通じます。街中でも英語より日本語を見かけました。


韓国の最低時給は8,720ウォン(約784円)で、2022年1月からは時給9,160ウォン(約877円)に引き上げられるそうです。しかし残念ながら最低賃金が守られていないところもあるので、現地でお仕事を見つける際はご注意ください。ワーキングホリデーの発給数は10,000人。26カ国の中でも台湾と並び、一番多い数です。

駐日本国大韓民国大使館

台湾(Taiwan)

貿易、金融におけるアジアの中心都市として世界的に急成長した近代大都市。日本と長きに渡って国交が続いている国であり、親日国です。日本から約3時間で渡航でき、日本語を勉強している親日家が多くいるので、ワーキングホリデーでは日本語教師やホテルマンなどの職に就くことができます。

最低賃金は2021年現在160元(約600円)と日本と比べ少なくなっています。しかし物価が安いので、生活に困ることはないでしょう🙆


台湾にも四季はありますが、日本ほどはっきりはしていません。長い夏と短い冬があるイメージです。台湾の夏はジメジメしていて猛暑日が続きます。冬は日本に比べ、比較的暖かい穏やかな冬です。台湾の首都は台北市(タイペイ)で、ワーキングホリデーでは1年間滞在できます。

台湾移民局公式HP

ポーランド(Poland)

2015年から始まった日本とポーランドのワーキングホリデー協定。国名のポーランドとは、「平野」を意味するポーラから来ています💚その名の通り、南部の山岳地帯以外は、山がほとんどありません。ポーランドは文化と芸術の国でもあり、ショパンをはじめ、多くの音楽家がその名を世に知らしめました。


ポーランドには日本と同じように四季がありますが、夏も冬も気温は日本より低めです。また、交通機関が充実していて、1日あたり約500円でバスやトラムが乗り放題です。最低賃金は1ヶ月あたり約2,600ズロチ(約6.6万円)と少ないですが、ポーランドは、ヨーロッパの中でも物価が安く、生活がしやすい国であるので安心です。食材も日本の4分の1ほどで購入できます。英語は通じますが公用語はポーランド語です。ワーキングホリデーのビザで1年滞在可能となっています。

ポーランド外務省公式HP

ポルトガル(Portugal)

カラフルな街並みと活気あふれる人々が魅力的なポルトガルは、建物も歴史あるものが多く、ヨーロッパの中でもまた少し違った雰囲気がある国です。サッカー大国としても知られ、多くの人々がビールを片手にスポーツ観戦を楽しみます⚽️🍻


ポルトガルには日本同様四季があり、夏には雨が少なく乾燥し、湿度が低くからっと晴れています。 冬には雨の日が多くなりますが、比較的温暖で、1年を通じてとても過ごしやすい気候となっています。公用語はポルトガル語ですが、スペイン語を話す人々もいる多様性な国です。ワーホリ期間は1年間。フルタイムで働いた場合の最低賃金は635ユーロ(約7.4万円)となっています。
ちなみに英語で「ポルトガル」は「ポルチゴル」と発音します。ポルトガル語では「ポルトガール」です✨

ポルトガル移民局公式HP

スロバキア(Slovakia)

伝統のある落ち着いた生活を好むスロバキアの人々。豊かな自然と素朴でかわいらしいヨーロッパ風の街並みの中、ゆったりとした時間を過ごすことができます。日本の7分の1ほどの国土に古くから大切に守られてきた豊かな自然風景や建物が多くあります。

公用語はスロバキア語ですが地域によっては英語が通じます。物価が安く、治安もいい国ですが、スロバキアの最低賃金は1ヶ月あたり646ユーロ(約8200円)ととても少ないです。


ヨーロッパのほぼ中央に位置した国であることから、近隣国へのアクセスも良く、週末に他の国へ、なんていうことができます。スロバキアでのワーキングホリデーでの滞在は、最長1年間となっています。申請は日本国内にあるスロバキア大使館で行います。

ハンガリー(Hungray)

ハンガリーは世界有数の温泉大国であり、大自然が手付かずで残されている、ヨーロッパで最も美しいと言われる国です🗻✨ヨーロッパの中心部に位置しており、オーストリアやスロバキア、ルーマニアなどの7ヶ国に囲まれています。日本と同じように四季があり、夏と冬の温度差も大きいのが特徴です。降水量は年間を通して少ないので雨が嫌いな私には嬉しい気候です。


ワーキングホリデーで滞在可能名期間は1年間です。最低賃金は、高卒以上で1ヶ月あたり21万600フォリント(約7万円)ほど。物価が安く、治安もいいハンガリーは、音楽や美術などの芸術に親しみやすい国でもあります。公用語はハンガリー語です。ハンガリーで英語を話せる人の割合は人口の20%ほどであり、ヨーロッパの中では非常に低い割合となっています。

ハンガリー移民局公式HP

オーストリア(Austria)

アルプスの大自然に囲まれ、ゆっくりした時間が流れるオーストリア。音楽の都・ウィーンや歴史残る美しい街並みなど、芸術と自然に関するイメージがあります🎶


国土全体は北海道ほどの大きさしかないオーストリアですが、治安が良く、とても安全な国です。中央ヨーロッパに位置しており、ドイツやイタリアなど計8ヶ国と隣接しているので、滞在中にヨーロッパ諸国をめぐる旅をすることができます。公用語はドイツ語で、第二言語が英語です。 観光が盛んな国なので、ほとんどの人が英語を話すことができます。


ワーキングホリデーのビザの申請人数は200人、滞在は1年間可能です。オーストリアでは法的な最低賃金は定められていませんが、労働協約により、最低でも1ヶ月約1,500ユーロ(17万円)以上支払うことが義務付けられています。

スペイン(Spain)

フランスとポルトガルに隣接しているスペイン。公用語はスペイン語ですが多言語国家であり、英語もある程度は通じます。スペインといえば情熱的で陽気で明るいイメージを抱かれる方が多いかと思います。スペインの1か月の給料の平均は1,695ユーロ(約220,322円)ととても少ないです。ワーキングホリデーでの滞在期間は1年です。

スペインにも四季が日本とほぼ同じ時期に訪れ、夏は暑く、冬は寒くなります。しかし昼夜の寒暖差が大きいので服装選びに注意しましょう。国土は日本の約1.3倍ほどの大きさですが、スペインには世界遺産がなんと45ヶ所もあるんです✨滞在中に、世界的に使われているスペイン語を学びながら、世界遺産巡りをするのもいいかもしれません。スペインにはバルセロナやマドリード、グラナダなど、観光都市により異なった雰囲気が楽しめます。

スペイン外務省公式HP

チェコ(Czech Republic)

2018年から始まった日本とチェコのワーキングホリデー協定。日本ではあまり認知度がないチェコですが、交通の便が発達しているため、とても生活しやすい国です。かつてはスロバキアとともに「チェコスロバキア」という国として存在していました。

チェコはシェンゲン協定(ヨーロッパ間を国境検査なしで自由に行き来が可能な協定)に加盟しているので、ワーキングホリデーで許された1年間の滞在中に、隣接するドイツ、ポーランド、オーストリアとスロバキアに行くことができます✈️隣国のドイツとオーストリアへは、飛行機に乗らずともバスや電車で気軽に旅をすることもできます。最低賃金は1時間あたり87.30コルナ(約405円)ととても少ないですが、レストランででビールが100円程度で飲めるほど物価が安いのが魅力的です。公用語はチェコ語で、英語はあまり通じません。

チェコ外務省公式HP

アルゼンチン(Argentina)

日本の正反対に位置する、豊かな自然とヨーロピアンな雰囲気が魅力的なアルゼンチン。世界第8位の国土面積を有するこの国は、サッカーが国民スポーツで、有名なサッカー選手、メッシの出身地です⚽️2017年から始まった日本とのワーキングホリデー協定。まだまだ両国のワーキングホリデーの歴史が浅いアルゼンチンで、本格的なスペイン語を学ぶことができます。しかし、ほとんどのアルゼンティーナは英語を話しません。


最低賃金を時給に換算すると88ペソ(約148円)とかなり低いのが少し残念ですが、南アメリカの生活に浸りながらヨーロッパの雰囲気も堪能できる、いいとこ取りな国です。ワーキングホリデーのビザで1年間滞在しながら就労、学習、観光ができます。

アルゼンチン外務省公式HP

チリ(Chile)

南アメリカに属し、アルゼンチンやペルーと隣接するチリ共和国は、どこか神秘的な雰囲気が漂います。チリの公用語はスペイン語なので、英語以外に第二外国語を学びたいというかたにおすすめです。英語は基本的に通じません🙅

西部に太平洋と隣接しているチリは、豊富な海の幸に恵まれており、海産物料理を楽しむことができます。一方、チリ人は肉料理を好む傾向もあるので、有名なチリワインと美味しい肉料理を堪能できること間違いなしです!
最低賃金は1ヶ月あたり約320,500ペソ(約4.4万円)、時給に換算して 約1,375ペソ(約232円)日本に比べとても少ないです。

チリ大使館公式HP

アイスランド(Iceland)

北海道と四国を合わせたほどの小さな国ですが、大自然に囲まれ、のんびりした生活を送ることができます。アイスランドには四季がありますが、国名どうり1年を通して寒い国です。冬が一番長く、正式に6か月間も冬というアイスランド。夏でも10度ほどしか気温が上がらないので、半袖を着る機会はまずないでしょう。

アイスランドの魅力は、治安が良く、女性でも1人で安心して渡航できます。アイスランド語が公用語ですが、英語が通じる国ですのでアイスランド語を知らなくても生活はできます。アイスランドは「火と氷の国」と言われるほど、自然にあふれており、寒い地域でしか観賞のできないオーロラ観測ができるかもしれません😝

アイスランドでは法的な最低賃金が定められていませんが、労働協約により18歳以上の労働者には最低でも時給に換算すると1,500~1,600円程度となっており、ワーキングホリデーのビザでは1年間滞在可能です。

アイスランド移民局公式HP

リトアニア(Lithuania)

北海道より少し小さい国土を持つリトアニア。中世の雰囲気が今も残る、中世ヨーロッパの美しい街並みや歴史が好きな方にはぜひワーキングホリデーで行ってみて欲しい国です✨日本では知名度が低い国ですが、ヨーロッパのバルト海に面し、エストニア、ラトビアとあわせて「バルト3国」と呼ばれています。

リトアニアの公用語はリトアニア語ですが、英語もある程度通じます。

リトアニアは四季が比較的はっきりしていますが、北の国なので11月から3月にかけては長く寒い時期が続きます。夏には23時ぐらいまで明るく、冬は16時には暗くなります。

リトアニアの最低賃金は1時間あたり3.72ユーロ(約460円)ととても少ないですが、他のヨーロッパ諸国に比べ物価が安いです。ワーキングホリデーでは1年間滞在できます。

リトアニア移民局公式HP

スウェーデン(Sweden)

水の都市、スウェーデンはノルウェーとフィンランドに隣接し、バルト海に面した自然豊かな国です。古い町並みと自然豊かな環境でスウェーデン語と英語が学べます。公用語はスウェーデン語ですが、第2言語が英語なんです。スウェーデンには夜になっても太陽が沈まない白夜や、オーロラなど日本では経験できないことを経験することができるでしょう☀️


ジブリアニメ「魔女の宅急便」は首都ストックホルムの風景を参考にして作られたということもあり、1度目にしてみたい光景ですね。ワーキングホリデーは1年間有効です。

スウェーデンでは法的な最低賃金は定められていませんが、1時間あたり70~100クローナ(約827~1,182円)程度に設定されていることが多いです。

スウェーデン移民局HP

エストニア(Estonia)

おとぎの国のような歴史ある街並みと、IT先進国の両面性を持つエストニア。ワーキングホリデー協定を結んでまだ間もない国なのでエストニアという国名を聞いたことがない方も多いかもしれません。

ワーキングホリデーで滞在できる期間は1年間。エストニアはフィンランドの南側に位置し、治安が良く物価が安いのでワーキングホリデーにはもってこいです。

エストニア語が公用語ですが、英語がある程度浸透しています。2020年7月時点でのエストニアの最低賃金は1時間あたり3.48ユーロ(約557円)となっています。エストニアの首都、タリンからイギリスのロンドン、イタリアのローマまでは往復1万円以下で気軽に横断することも可能です✨

エストニアにも四季は存在しますが、北の国なので冬(11月~3月)は長く寒い時期が続きます。春と秋は短く、冬が比較的長いイメージです。

エストニア外務省公式HP

オランダ(Netherlands)

スウェーデン、エストニアと並び2020年に新たにワーキングホリデー協定国となったオランダ。英語で「オランダ」は「ネダーランド」と言います。運河沿いの風車と、一面に咲き乱れるチューリップはオランダの象徴的な風景です🌷1年を通し、天気が変わりやすい気候ですが、日本同様四季が訪れます。季節ごとに異なる街の風景を楽しみながら勉強、観光に励むことができることでしょう。


九州ほどの敷地面積と小さい国土の国ですが、英語がほとんど不自由なく通じます。公用語はオランダ語ですが、英語教育に力を入れている国でもあります。オランダの首都アムステルダムは観光地としても有名で、世界中から旅行客が集まります。ワーキングホリデーのビザ発給数は200人、最大1年間滞在可能です。

オランダの最低賃金は労働者の年齢によって異なり、20、19、18、17、16、15歳に分けられ、賃金も異なります。15歳が最低、21歳以上が最高です。平均時給は約9.32ユーロ(日本円で約1,174円)となっています。

オランダ移民局公式HP

ワーキングホリデーでなくても、観光目的でオランダに興味がある方は、オランダについてのこちらの記事もご覧ください😄

オランダってどんなところ??国民が幸せな国💗

いかがでしたでしょうか?

ワーキングホリデーで渡航できる26カ国すべてご紹介しました✨

ワーキングホリデーの魅力は、学び、働きながら国の文化に浸り、観光を楽しむことができることです。残念ながら人気の観光地、アメリカへはワーキングホリデーで行くことはできません。しかし本場のアメリカへ英語を学びに行かなくても、他のワーキングホリデー協定国で英語を学ぶことは可能です。

最後までご購読ありがとうございました💚

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PROFILE

Mie Hamada
Mie Hamada
幼少期から多くの海外旅行を経験後、16歳の時1人でカナダバンクーバーの高校へ留学。
その後カリフォルニア州立大学ノースリッジ校アパレル科に進学、理科学士を取得し2019年卒。観光とショッピングが趣味。着ない洋服を買い集めるのが特技。
現在東京にてブログ中。365日頑張って続けます。