ワーキングホリデーで観光しながらお金を稼ぐ💸

  • 更新日:

みなさんこんにちは!2021年も本日で最後になりましたね。

さて今回のブログは、ワーキングホリデーについて。
海外に興味がある方はご存知の方が多いかもしれません。今回は日本がワーキングホリデー協定を結んでいる国と、その国の特徴、カルチャーなどをご紹介いたします😎


コロナの世界規模な感染拡大もあり、留学やワーキングホリデーに必要なビザが発行されなかったりと大変な2年間でしたが、ワクチン摂取の普及や感染者の小康もあり、再びビザの発行を始めている国もあります。
コロナが完全終息し、貯金が貯まったら、私もワーキングホリデーにチャレンジしてみたいなと思っています。ワーキングホリデーの対象年齢は18歳以上30歳未満なので、残されている時間も少し!このチャンスを逃すわけにはいきません😆

ワーキングホリデーの基本的なルール

先ほども少し説明しましたが、ワーキングホリデーに行けるのは日本国籍を有する18歳から30歳までの人が対象となります。以前に旅行で訪れた国が気に入った、もっと長く滞在して現地のカルチャーに触れたい、他国で語学を学びたい、働きながら観光も勉強もしたい、などワーキングホリデーに行く人は様々で、海外からも日本へワーホリをしに来日している外国人の方も大勢います。しかし、どの国でもワーキングホリデイをしに行けるわけではなく、日本とワーキングホリデー協定を結んでいる国のみ渡航が可能です。


場所によって期間は異なりますが、大体1年から2年、最長3年まで滞在できる国もあります。
その国のワーキングホリデー規定によっては、銀行にある貯金額を証明しなくてはならなかったり、海外対応の保険に入っていなくてはいけない国もあります。ビザの発給も数が限られているので、ワーキングホリデーが人気の高い国だと落選する場合もあります。

以下、外務省ホームページ引用:

「ワーキング・ホリデー制度とは,二つの国・地域間の取り決め等に基づき,各々の国・地域が,相手国・地域の青少年に対して自国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため,自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度です。」

日本でワーキングホリデーが始まったのは、1980年のことでした。まだ割と新しい制度なんです。ひと昔まではこんな制度はなかったわけですから、日本がだんだんオープンになってきている、外交に力を入れてきているのは嬉しいことです。

ワーキングホリデーは、観光、就学、就労ができる特別なビザです。滞在期間中、その国のどこを旅行しても、大体はどんな仕事をしても、語学学校に通っても良いというメリットがあります。語学留学の場合、例外を除き、基本的に働くことは禁止されています。ワーキングホリデーのビザは働きながら語学の学習が可能なのでコストも抑えることができます。
語学の勉強をしたいけど留学は高すぎるからと諦めていた方や、若いうちの海外を視野に入れてみたいという方に大変有効なビザです。
ワーキングホリデーのビザの発給を受けるためには、日本にある先方政府の大使館又は領事館等に対し、必要書類を作成し、申請を行う必要があります。 詳細については、各大使館ウェブサイトを確認することをお勧めします。
注意点ですが、この領事館や大使館のウェブサイトはその国の言語で示されているので、語学力に自信がない方や、面倒な申請等を省きたい方は、ワーキングホリデーの手続き等サポートをしてくれるエージェントへ頼むことをお勧めします。

私は始めて16歳でカナダに留学した時は英語があまり得意ではなかったので、留学をサポートしてくれる会社に書類作成からビザ申請まで全て委託しました。2回目の留学の際は、アメリカだったのですが、自分の英語力を試すつもりで自分で全てやったのを覚えています。
自分でできたものの、すごく手間と時間がかかりました。時間をかける暇がない方はワーキングホリデーをサポートしてくれる会社に頼むのが1番かと思います。

日本とワーキングホリデイ協定を結んでいる国

現在日本がワーキングホリデイの協定を結んでいる国は全部で26カ国になります。以外と少ないんですね!
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チェコ、チリ、アイスランド、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダがワーキングホリデイで行ける国になります。その中でも人気の国をまとめてみました。

オーストラリア

日本から飛行機で約12時間、オーストラリアは最低基本時給も日本円で1,700円程度と給与水準が高く、短期間でもある程度の収入を得ることができます。広大な大地とその自然豊かな環境で、オーストラリア英語が学べます。オーストラリアの英語は少しイギリス英語に似たアクセントがあり、標準英語の私には個人的に憧れがあります。日本からの旅行者も多く、日本語が使えることもメリットとなり、観光会社などでワーキングホリデイをする人が多いようです。

ニュージーランド

オーストラリアのご近所さん。大自然の中大らかで心優しい人々に囲まれゆったりとした時間が過ごせる人気の国です。治安もよく、動物ものびのび暮らしているところを見ると、人間よりも動物の方が多いのではないか?と思ってしまいます。農業が盛んで、最低賃金はニュージーランドドルで1時間20ドル、日本円で1700円以上です。

カナダ

多国籍、他民族、多言語が混ざり合う世界屈指の発展国です。日本からの留学制度も充実しており、私は高校生活をカナダのバンクーバーで過ごしました。四季折々に移り変わる大自然もとても魅力的で、夏はカラッとした晴天が続き、夜の10時まで太陽が登っています。逆に冬のカナダはとても厳しく、雪が積もります。日中太陽が出ている時間も8時間未満と夏とはまた違う一面が見られます。カナダ英語は西と東ですこしなまりがあるものの、標準英語といっていいでしょう。バンクーバーには中国からの留学生や移民が多く見られました。最低賃金は時給15.20ドル(約1,368円)です。

フランス

芸術と歴史の深い街でフランス語と英語が学べます。公共言語はフランス語で、英語が喋れないフランス人もたくさんいます。そういった理由から、英語をしっかり学びたい、使いたいという方にはオススメはできません。「花の都」フランスでパリジェンヌに囲まれて勉強しながら生活をしてみるのもいいかもしれません。世界的にファッションの地として知られていることもあり、ファッション関係のお仕事につきたい方にはぴったりの場所ではないでしょうか。フランスの最低賃金は時給に換算して時給にして10.25ユーロ(約1,320円)です。お隣のロンドンへは鉄道でアクセス可能です。

イギリス

伝統ある歴史と近代的な文化が混ざり合う国、イギリス。文化や芸能も一足先を行くイギリスは、やはりロンドンで美術、芸術関係のワーキングホリデーをする方が多いようです。イギリス英語はアメリカ英語とイントネーションが全く異なり、標準英語では伝わらない単語もあるので少しおさらいをしてから渡航することをオススメします。イギリスはヨーロッパの中心なこともあり、イギリスとその周辺年をつなぐ公共交通機関がとても充実しています。フランスやドイツへ週末電車で旅行をすることも可能です。最低賃金は8.91ポンド(約1500円)です。

留学とどっちがいい?

留学とワーキングホリデー、どっちがいいんだろう・・と悩む方も多いはず。どちらが自分の目的に合うかは、将来何がしたいか、目標は何かによって変わってくるかと思います。英語のスキルを上げることよりも、その国のカルチャーに触れ、視野を広げることが目標ならばワーホリはぴったりなのではないでしょうか。

すでに英語が堪能な方はワーホリで英語を応用してお仕事をするのも、違う言語にチャレンジするのもいいでしょうし、目標が英語のスキルをネイティブレベルにすることであるならばじっくり勉強に時間をかけて留学することをオススメします。

留学を8年間した私は、その期間お金の支出ばかりで収入はビザの規定に沿った少ないものでしたが、貴重な経験と一生ものの英語力を身につけました。
留学し始めの6ヶ月間はまったくちんぷんかんぷん、1年でやっと映画を字幕なしで見れられるようになりましたが、高校で使う英語のレベルと、大学で求められる英語のレベルは全く違うものでした。大学で、クラスの前でプレゼンテーションができるようになるまでは5年はかかったかなと思います。今でも緊張はしますが、英語に対しての壁や恐怖感は全くありません。

ワーキングホリデーは、最長でも3年間という短い期間ですし、現地で観光したり遊ぶのもその醍醐味です。遊びながら覚える英語とビジネスで使う英語は違いますし、やはり本格的に学業に専念するわけではないので、1年であれ3年であれ、ワーキングホリデーで語学力を伸ばすにはご自身の努力次第かと思います。

日本語しか喋れないけど・・大丈夫?

私は、外国からワーホリをしに日本に来ている友達を何人も知っていますが、そのほとんどが日本語が喋れません。しかし彼らは日本にいるのがとても楽しそうで、充実した毎日を送ってるように見えます。

カナダにワーホリに行くのに基礎的な英語しかできなくても、英語を学びたい、現地の人と交流したいという意欲さえあれば、実際どうにでもなります。私が留学して気づいたことは、その国の言葉を学びたければその国の言葉しか喋れない、通じないところへ思い切って飛び込むのが一番早いということでした。いくらテキストブックで英語の文法の練習をしても、それを日常的に使えなければ習得したことにはなりません。いちいちハンドブックを見ながら会話なんて嫌ですよね。語学は、頭で覚えるより、舌で覚えるのが一番早いです。文法なんてめちゃくちゃでいいんです。

伝えたい、会話がしたいという意志があれば大体は伝わりますし、そこから日常的に使う英語が覚えられていきます。アメリカ人だってめちゃくちゃな英語喋っている人もいます。英語が全くできないから・・と始めから諦めず、思い切ってチャレンジしてみましょう。

もし、やっぱり完全に英語は少しレベルが高い、日本語も通じるところでワーキングホリデーをしたい方は、日本の企業がある都市をあらかじめ調べ、そこへコンタクトを取り、渡航する前に現地での勤務環境を整え、下準備するのもいいかもしれません。

日本は島国ですので、やはり外からの情報が遅く、日本語以外使う機会があまりありません。
他国では公共言語が2つあったり、バイリンガル、トリリンガルは当たり前の時代です。カナダ人の友達はフランス語、ロサンゼルスでは友達のほとんどがスペイン語を話せました。その反面、日本で二ヶ国語が喋れる日本人は10%程度だと言われています。
私は、日本の将来を担う今の若者たちに、これからは国や言語という壁を破り、世界的に活躍してほしいと強く願います。実力や才能があるのに、言葉の壁に阻まれてしまうのはとても残念なことです。

ざっくりした話ですが、世界全体の面積の中で、日本が占める国土面積の割合はたったの0.28%です。1%にも満たしません。私の祖母は、日本から出たことがありません。その環境が整っていなかったということもありますが、祖母は世界のたった0.28%の中で人生を過ごしました。残りの世界の99.72%を知らないし、知るチャンスを与えられませんでした。私は留学というチャンスをもらえてラッキーでした。そして、今はワーキングホリデーという制度もあり、私たちはラッキーな時代に生まれました。
昔と比べ、そのチャンスをものにすることは誰でもできる時代になりました。
そのチャンスをものにするかしないかは、あなた次第です。

いかがでしたでしょうか。
海外に行くことを考えている方の後押しを、この記事で少しでもできたらいいなと思います。
次回のブログでは、ワーキングホリデー協定国26カ国を詳しく取り上げたいと思います✨続けて読んでいただきたいです。

最後までご購読ありがとうございました💖 see you soon!

この記事をシェアする

PROFILE

Mie Hamada
Mie Hamada
幼少期から多くの海外旅行を経験後、16歳の時1人でカナダバンクーバーの高校へ留学。
その後カリフォルニア州立大学ノースリッジ校アパレル科に進学、理科学士を取得し2019年卒。観光とショッピングが趣味。着ない洋服を買い集めるのが特技。
現在東京にてブログ中。365日頑張って続けます。