日帰りリゾート気分🌴東京の離島

  • 更新日:

HELLO💘寒さも増してきて、いよいよ冬らしくなってきましたね。
みなさんどうお過ごしでしょうか?
今回は、そんな寒さを吹き飛ばすようなトロピカルな記事です。
暖かくなったら行きたい、東京の島についてご紹介していきます。

みなさんは東京には島がいくつあると思いますか?
東京には、伊豆諸島の9島(大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島)、小笠原諸島の2島(父島、母島)の計11島があります。


人口も少なく、自然が壊されることなくのんびりとした時間が流れる島生活。
忙しい都内で生活していると、そんな島生活にも憧れる方もいるかと思います。
東京の離島は、週末や連休に気軽に行けるところが魅力的です。週末のお休みに、非日常的な大自然を体いっぱい体感してリラックスするのはいかがでしょうか。

大島

東京から一番近い島、伊豆諸島にある大島は、人口約8000人の島で東京の竹芝客船ターミナルからは高速ジェット船で最短1時間45分、調布飛行場からは最短25分で行くことができます。

現在は穏やかですが、大島は過去何度も噴火した歴史があり、まさに自然が作った島です。大島の中央にある標高758mの三原山は、島のシンボルとも言われ、古くから「御神火(ごじんか)」として島民にあがめられてきました。山頂を一周するお鉢巡りでは、今も噴煙の上がる火口を間近で体験することができます。

トレッキングが可能で、総距離 7.9km、所要時間約155分のコースになります。また、椿の島としても知られ、椿油などの生産も盛んです。島の南西にある波浮地区は、古い町並みが並び、レトロな雰囲気が漂っています。都心に住んでいるけど、自然を感じたい、そう思った方。都心から日帰りで行ける大島に一度訪れてみるのはいかがでしょうか?

大島観光協会公式HP

利島

島には海水浴ができる夏に訪れるのがベストシーズンですが、冬に訪れて欲しいのが利島。東京竹芝港から高速船で約2時間20分で着きます。

人口約300人、周囲8キロという小さなこの島には、20万本もの椿が群生し、冬の時期は島全体が椿の花に覆われます。そのスケールの大きさは島の約80%以上と言われています。人よりも椿の木の方が断然多いでとは驚きですね。

島の南側には、新島から御蔵島までの伊豆諸島が一望できる「南ヶ山園地」があります。新東京百景にも選ばれたこの名所は、ピクニックや星空の観賞ポイントとしてもおすすめです。ハイキングが好きな方は、宮塚山へ。標高508メートルで、気軽に登れる山です。

山頂の少し手前には展望台が設置されていて、晴れていれば大島や伊豆半島、さらに富士山まで見晴らすことができます。また、島の周りには野生のミナミハンドウイルカが生息していて、イルカと泳げる島としても有名です。冬は椿の花を見に、夏にはイルカと泳ぎに利島へ行ってみるのはいかがでしょうか。

利島観光協会公式HP

新島

調布飛行場から飛行機で約35分、人口約2000人の新島。伊豆諸島の海岸には、火山の噴火の為、黒く濁ったような色の砂浜が多いですが、新島には白い砂浜があることで有名です。

ビーチといえばやはり綺麗な砂浜ですよね。
新島はサーフィンの名所としても名高く、マリンスポーツが盛んです。地元のみならず全国各地からサーファーが訪れ、世界大会も開催されています。夏場でしたら週末にマリンスポーツを楽しみに新島へ訪れたいですね。

東京都新島公式HP

式根島

人口約500人、周囲12キロという式根島は東京から高速ジェット船で約3時間ほど。

この島で有名なのは温泉。島のあちこちで天然温泉が湧き出ています。地鉈温泉は、海岸の岩場に湧く温泉です。温泉が海水と混じり合い、潮の満ち引きでお湯加減が変わる珍しい天然温泉です。また、神引展望台からの景色は息をのむほどの絶景です。

神引山の山頂まで登れば、周囲の島々を見渡す、360度の海のパノラマが楽しめます。水の透明度が高く、穏やかな入り江の泊海岸にも足を運んでみてください。島散策の後は満天の星を見上げながら海中温泉に浸かる、そんな島暮らしを週末に体験してみませんか?

式根島観光協会公式HP

神津島

東京竹芝桟橋からジェット船で約3時間、調布飛行場からは飛行機で約45分とアクセスの良い根津島。

人口約2000人の神津島は、伊豆諸島の神々が各島に水を配る会議のため集まったという「水分けの神話」の中心地である伝説の島です。その中央に位置する標高572mの「天上山」の頂上部は、山なのに砂漠や池をもち、変化に富んでいます。神話の通り、湧き水が豊富で、「東京の名湧水57選」に選ばれた多幸湧水が、島の人に愛されています。

また「花の百名山」としても知られ、夏はサクユリやシマキンレイカなどが白や黄色の花を咲かせます。赤崎遊歩道は、島の北の赤崎の入江に木道を巡らせた、冒険心をそそられる遊泳スポットです。海に飛び込んだり、シュノーケリングを楽しんだり、もちろんダイビングもできます。


入り江なので波がなく、子供も安心して遊べます。連休にご家族で訪れてみるのはいかがでしょうか。

神津島観光協会公式HP

三宅島

人口約2600人の三宅島は、周期的に噴火を繰り返してきた生きた火山の島です。現在火山活動は落ち着いていますが、島の地形は変わり続けており、地球は生きていることを実感できる島です。

釣り、海水浴、ダイビング、バードウォッチングなど自然を満喫できるアクティビティはもちろん、三宅村レクリエーションセンターには国内最大規模のボルダリング施設もあり、オリンピックでさらに注目されているボルダリングを体験することができます。


クライミングに適した岩場が多く、ボルダリングの島として有名な三宅島で新しいスポーツにチャレンジしてみませんか?

三宅島観光協会公式HP

御蔵島

“リトル屋久島”の異名も持つ御蔵島。東京から御蔵島へは、東京竹芝桟橋から大型客船で行くことができます。途中八丈島へ寄り、所要時間は約7時間30分と少し遠いですが、自然豊かで穏やかな時間が流れる島です。

人口約300人、大自然に囲まれる島の周りにはミナミハンドウイルカが生息しています。東京のでイルカにあえるなんて、シュノーケリングで一緒に泳ぐ、ドルフィンスイムは特別な感動が味わえます。

御蔵島観光案内所公式HP

八丈島

人口約8000人と東京都の島の中では大きい八丈島。羽田空港からわずか55分とアクセスも良く、気軽に行ける島です。

ウミガメとの遭遇率が高い透き通る青い海、「島ずし」をはじめとする郷土料理、流人から受け継いだ文化、黄八丈といった織物、伝統芸能の八丈太鼓など歴史文化があふれる八丈島。沖縄まではちょっと遠いけど、自然と文化に触れたい方へおすすめの島です。

八丈島観光協会公式HP

青ヶ島

東京からのアクセスには10時間以上かかるこの島には世界に認められた自然があります。

人口約150人と日本一人口が少ない村として有名な青ヶ島ですが、日本で唯一「死ぬまでに見るべき絶景」に選ばれた二重カルデラの島です。2014年にアメリカで発表された「死ぬまでに見るべき絶景13」に日本で唯一選ばれました。こんな小さい島に、日本で唯一、世界で名だたる絶景が見れるんです。


島の火口付近では「ひんぎゃ」と呼ばれる地面から湧き上がる蒸気口を利用し、その熱を料理や製塩、サウナなどに利用しています。テクノロジーに頼らない、まさに自然の中の生活ですね。

火山で熱せられた水蒸気が立ち上る「地熱釜」でじゃがいもや卵、くさやを蒸して食べてみましょう。尾山展望公園からは満天の星空ウォッチングができます。日本人でしたらこの絶景と郷土料理は死ぬまでに体験してみたいですね。

青ヶ島公式HP

父島


約2000人住民がいる父島。島の近くには無人島の弟島、兄島があります。

父島と母島には空港がなく、船でしか行くことができませんかつて一度も大陸と陸続きになったことがない島で、ここでしか見られない植物、動物、自然の宝庫です。

1日100人しか立ち入ることのできない無人島・南島は白い砂浜と幻想的なマリンブルーがとても美しいです。世界自然遺産に登録された小笠原諸島は、海、陸ともに大自然の宝庫です。

夏場にはイルカ、冬場はザトウクジラが回遊してきます。「世界自然遺産」に登録された小笠原諸島は、海、陸ともに大自然の宝庫です。小笠原の海は、深い青色が特徴で「ボニンブルー」と呼ばれ、その透明度の高さから、ダイビングやシュノーケリングなどを楽しめます。

さらに、パッションフルーツや島レモンなど南国の果物の他、戦前から飲まれていた島ラム酒など食の文化も体験できます。

母島

父島から船で2時間、人口約450人の島です。島の周りには無人島の姉島、妹島、姪島があります。小笠原諸島には家族に関する名前の島が多いですね。

父島が比較的平らな地形なのに対し、母島は急峻な断崖や古い森も多く残り、より秘境感のある島、といえます。小笠原諸島有人島の最高峰・乳房山はトレッキングができ、大自然を肌に感じることができます。

すぐそばにある小富士は、一般人が立ち入れる場所としては日本で一番早く見られる初日の出スポットとして、毎年元旦に観光客だけでなく島人も訪れる場所です。私の友人は東京都生まれですが母島の自然に魅了され、2年前に母島へ移住しました。彼女のインスタグラムを見ると、彼女がなぜ都会よりも島を選んだのか、よくわかります。


島にはなにもないと彼女は冗談交じりに言いますが、自然がたくさんあります。都心では経験できない歴史や文化に触れることができます。島へ移住を決意した彼女は、とても幸せで満たされているようで、少し羨ましいです😜

小笠原村公式HP

最後までご購読ありがとうございます。
「東京都」という忙しいイメージからは想像がつかない、豊かな自然を感じられる東京の離島。日帰り旅行でも、週末羽を伸ばしに行くのも、長期休暇でもよし。自分探しの一人旅でも、家族と訪れるのもよし。東京の楽園に、ぜひ一度足を運んでみてください🌠

この記事をシェアする

PROFILE

Mie Hamada
Mie Hamada
幼少期から多くの海外旅行を経験後、16歳の時1人でカナダバンクーバーの高校へ留学。
その後カリフォルニア州立大学ノースリッジ校アパレル科に進学、理科学士を取得し2019年卒。観光とショッピングが趣味。着ない洋服を買い集めるのが特技。
現在東京にてブログ中。365日頑張って続けます。