Hello!ブロガーのMieです。
蝉の声もなくなり、鈴虫が聞こえる季節となりました。
みなさんいかがお過ごしですか?
季節の変わり目は、気温が変わるだけでなく、体調を崩しやすくなったり、ストレスを普段より多く感じたりします。
人間は、太陽の光に浴びる時間が少ないと、脳内で働く神経伝達物質の一種である「セロトニン」不足により、体や心に変化が出ることがあります。
季節の変わり目で、寝つきが悪い、イライラやストレスを感じている、仕事に対するやる気がでてこない……といった精神的な変化を感じたことはありませんか?
体と心をリラックスさせることって、以外と難しいんですよね。
特に季節の変わり目は、気候や環境の変化などにより、心身のバランスが乱れやすくなる時期なんです。
セロトニンって?
セロトニンとは、脳内の神経伝達物質のひとつで、ノルアドレナリンやドーパミンといった、ほかの神経伝達物質の情報を制御し、精神を安定させる働きがあります。やる気や幸福感に関わることから、「幸せホルモン」とも呼ばれています。
それでは、なぜ人間にはセロトニンが必要なのでしょうか?
セロトニンが不足すると、神経伝達物質の制御が不安定になり、攻撃的になったり、やる気が急になくなったり、不安を感じたりといった精神的な症状を引き起こす恐れがあります。
どうやったらセロトニンは増やせるの?
「幸せホルモン」そんな聞こえのいいホルモンなら、もちろん増やしたいですよね!セロトニンの分泌量を簡単に増やす方法について、いくつかご紹介していきます。
運動でセロトニンを増やす
朝日を浴びることには、セロトニンの分泌を促し、心と身体を起こす作用があります。
外に出て太陽の光を浴びて、積極的にセロトニンを増やしましょう。
1日20分を目安に、ウォーキングやサイクリング、日光浴など、セロトニンの分泌を促す行動を習慣化するのもおすすめです。
食生活でセロトニンを増やす
セロトニンはサプリメントでも取れますが、やはり食品から摂取する方が効果的です。
ビタミンDには、セロトニンを分泌を施す作用があると言われています。ビタミンDが含まれている食品は主にいくら、紅鮭、うなぎ、豚レバー、卵、キノコ類、マイタケなどです。
また、ビタミンB6(トリプトファン)も同様の効果があります。バナナ、卵、牛乳、豆乳、チーズ、海藻、みそ、キムチ、ヨーグルト、ごぼう、納豆などにビタミンBは含まれています。
睡眠は大事
セロトニンは、朝起きてから夕方までずっと分泌されます。夜になると、睡眠を誘発する「メラトニン」がセロトニンから作られます。セロトニン不足になると、メラトニンの生成と分泌に影響し、睡眠リズム障害につながります。生活のリズムが崩れ、睡眠不足が続くと、気分が落ち込みやすくなったり、リラックスできなくなることもあるでしょう。
良質な睡眠をとるためには、メラトニンがセロトニン同様、私たちに不可欠なものとなります。
メラトニンとの関係
メラトニンは、 体内の「15時間タイマー」 をセットし、夜の入眠をスムーズにします。メラトニンが分泌されると、睡眠リズムが良くなります。
グーグルによると、「メラトニンは、目から視床交叉上部、松果体と刺激が伝わり分泌が止まり、15時間後にまたが分泌され、眠くなります。」そのことから、メラトニンは、闇(夜)を伝えるホルモンと言われています。脳内でセロトニンが減り、メラトニンの調整が乱れると、うつ症状や甘い物を渇望する過食と過眠が現れます。また、メラトニンは、ヒーリング効果があることも分かっています。メンタルケアに必要なセロトニンとメラトニンは、積極的に増やしていきたいものです。
いかがでしたでしょうか。今回のブログは心の安定を保つ脳内ホルモン、「セロトニン」についてでした。私たちの体と心は、思ったよりも地球や太陽とつながっているのですね。日常生活をちょっぴり工夫するだけで増やすことのできる幸せホルモンを、これからは気にかけて生活していきたいと思います。