沖縄でパワースポット・世界遺産巡り🌴

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はいたーい☀️みなさんこんにちは!

まだまだ寒い日が続き、朝なんて特に永遠に布団の中にくるまっていたいと思う毎日です・・
皆さんはどんな寒さ対策をしていますか?

私はいろんな種類のティーバックを買い集め、1日3、4杯ホットティーを飲んでいます!
最近のお気に入りはペパーミントとカモミールです😌沖縄ではゴーヤ茶とグァバ茶を買ってきました!どちらも臭みがなく、さっぱりとしていて飲みやすかったです。

今回のブログは寒さを吹き飛ばす、沖縄ブログ第2弾!
沖縄本島にあるパワースポット、世界遺産をご紹介します。

斎場御嶽(せーふぁうたき)

沖縄本島には、ユネスコ世界遺産に登録されている世界遺産が9つもあります。
沖縄南部へ訪れた際には、その中の1つ、琉球王国最高の聖地として知られる斎場御嶽にぜひ立ち寄ってみてください。

神秘的なパワーに圧倒されます。斎場御嶽は、琉球王朝時代には国家的な祭事が行われてきた場所で、琉球神話の神アマミキヨによって創られた聖域であり、現在でも「聖なる空間」として手厚く守られています。御嶽(うたき)とは、聖域とされる空間であり、祈りの場です。斎場御嶽は今でも沖縄の人々にとって大切で神聖な祈りの場なんだそうです。

巨大な岩が三角形を描く「三庫理(さんぐーい)」は、左側の岩と右側の岩がバランスを取っていることから、「安定の場所」といわれています。そこから差し込む太陽の光はこの世のものとは思えないほど美しく、異空間でした。ここで見るガジュマルの木は根太くしっかり天に向かって伸びていて、「どんなことがあっても生き延びる」という強いパワーが感じられます。

斎場御嶽へ行く際は、南城市地域物産館という道の駅で無料で駐車が可能です。こちらにチケットの販売機があり、車を止めてチケットを購入した後、斎場御嶽の入り口へ歩いて行きます。だいたい徒歩10分くらいで入り口へたどり着きます。斎場御嶽の入り口へは車は駐車できませんのでご注意ください。

斎場御嶽公式HP

ガンガラーの谷

那覇空港から車で約30分、沖縄本島の南部にある「ガンガラーの谷」は、2008年に一般公開され始めてまだ間もない鍾乳洞です。完全予約制のガイドツアーでしか立ち入ることができず、丁寧に管理された手つかずの自然を満喫できる、沖縄を代表するパワースポットです。かつては鍾乳洞だった洞窟の跡や、凛々しく天に伸びるガジュマルの木、多様な植物が生い茂る亜熱帯の森を体いっぱいに感じることができます。

入り口からこの迫力


入り口を下って行くと、Cave Cafe(ケイブカフェ)というカフェがあります。「ケイブ」とは「洞窟」という意味で、その名の通り、洞窟内の鍾乳洞がライトアップされ、オープンカフェになっています。ケイブカフェでは、残念ながらカフェだけの利用はできないので、洞窟内見学の予約をした後、待ち時間にご利用ください😌
ツアーにかかる時間は約1時間20分で、約1キロ森の中を歩きます。ツアー参加には前日までの予約が必要ですが、空きがある場合は当日のご予約も受け付けているようです。

ツアー料金(大人2500円、中学生以上の学生1,500円、中学生以下同伴無料)

ガンガラーの谷公式HP

識名園(しきなえん)

1799年、今から200年以上前に琉球王家の別邸として、王家の保養や、中国からの使いの接待やもてなしなどに利用されていました。識名園の形式は、近世日本の大名が好んだと言われる、池のまわりを歩きながら景色の移り変わりを楽しむことを目的とした「廻遊式庭園(かいゆうしきていえん)」という造りとなっています。

また、庭園の中央部にある大きな池には、中国様式の東屋「六角堂」が建ち、日本と中国どちらからもアイディアを取り入れた、当時の情勢が伺える、琉球王国独特の庭園となっています。和風庭園ながら、中国様式の建築物も取り入れた識名園のデザイン背景には、琉球王国の歴史が大きく関わっています。

琉球王国は、1429年から1879年の450年間、様々な近辺国と交易しながら発展していきました。そして次第に、独立国家でありながら、日本の従属国であり、中国の支配下にもある、という非常に難しい立場で貿易を行っていました。識名園は、その多様な文化を受け入れてきた琉球王国の今なお残る歴史の遺産でもあるのです。

識名園は第二次世界大戦にて園内のほとんどの建造物が破壊したため、現在見られるものは1995年に復元されたものになっています。
庭園内はとても広く、敷地の面積は41,997平方メートル(約12,726坪)もあります。当時の琉球国家がどれだけ発展していたか想像できます。正門から奥の森へと続く、琉球石灰岩の石畳を進むと、果樹園や王家が休憩などに使われた御殿、鯉がのんびり泳ぐ池、市内が見渡せる展望所があります。ここからの展望台は沖縄では珍しく、沖縄の象徴であるエメラルド色の海が見えません。かつて琉球王家はお客にあえてこの景色を見せ、琉球の国土の広さをアピールしたそうです。

識名園公式HP

玉陵(たまうどぅん)

なんて読むんだろう?グーグルで検索せずには発音できないこの場所、玉陵は1501年に琉球国王、尚真王(しょうしんおう)が父、尚円王(しょうえんおう)の遺骨を改葬するために建築した第二尚氏王統のお墓です。2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されている貴重な歴史建造物です。

「グスク」とは、沖縄・先島諸島および奄美群島における地域にかけて、多数存在するお城の遺跡のことです。本土に存在する戦国時代のお城とは異なり、戦いに備えた建築物としてだけではなく、館やお祈りをする聖域であったと考えられるものもあります。

玉陵の墓室は、正面の墓室を真ん中に左右と三つに分かれています。3つの墓室は、当時の琉球の葬制に基づき役割が分担されていました。中室は遺骸が骨になるまで放置する場所で、数年後骨を取り出し、洗骨した後遺骨を骨壺に収め、王及びその妃の骨は東室に納められました。他の王族は反対側の西室に納められたそうです。

玉陵は、第二次世界大戦の沖縄戦で首里城共に集中砲撃にあい、東室と西室はほとんど破壊される大きな被害を受けました。その後3年余りの歳月をかけて修復工事が行われ、現在見られるものは復元されたものとなっています。

玉陵公式HP

万座毛(まんざもう)

18世紀前半に、琉球国王の尚敬王がその美しさから「万人が座するに足る毛(野原)」として賞賛し、その名がついたと言われている「万座毛」は、沖縄本島の中心部、恩納村(おんなそん)に位置する観光スポットの一つです。

琉球石灰岩の絶壁から見る東シナ海は、エメラルドグリーンと深緑のコントラスト、青い空のバックグラウンドがとても美しく、まるで絵画から飛び出してきた絵のようです。また、夕暮れ時に断崖から見る沖縄の夕日は、他で見ることのできない幻想的な光景で、力強い天然のパワーを感じます。自然ってすごいですね✨

万座毛へは車でアクセスが可能で、駐車料金は無料です。入場料は大人100円、3階建ての施設内にはカフェや休憩所、お土産屋さんがあります。

万座毛公式HP

ユージナ島

沖縄本島の周辺には、海中道路が渡っている離島や、船や小型飛行機でアクセス可能な離島が沢山ありますよね。皆さんは沖縄に本島から歩いて渡れる無人島があるのをご存知ですか?

糸満市の北名城ビーチからアクセスすることができるユージナ島は、干潮時には歩いて渡ることができます✨ あまり観光客には知られていない、こじんまりとした島です。
パワースポットではないのですが、無人島ということもあり、島中に草が生い茂っていてまるで海に浮かぶ小さなジャングルのようです。

ユージナ島はとても小さく、徒歩10分程度で一周できます。自然のまま佇む島の周りには、ヤドカリやカラフルな魚が観察できます。市内の観光ビーチには飽きた、誰もいないようなプライベートビーチに行ってみたいという方におすすめのスポットです。

首里城

沖縄にあるユネスコ世界遺産に登録されている歴史建造物の1つ、那覇市にある首里城は全国的にも有名ですよね。かつて海外貿易の拠点であった那覇港を見下ろす丘陵地にあったグスクである首里城は、1429年から1879年まで琉球王国の国王の居城でした。現在は都市公園となっていて、公園内は無料で立ち入ることが可能です。正殿や北殿、南殿・番所などがある区域は有料となっています。

首里城は1945年の第二次世界大戦中、沖縄戦で損傷を受け焼失しましたが、1992年に復元され、日本を代表する世界遺産として大切に保護されてきました。その後、残念ながら2019年に発生した火災の為、正殿を含む建物9棟が焼損し、今なお再度復元工事中となっています。現在も工事中ですが、守礼門を始め、いくつかの建物は拝観することができました。復旧作業が終わるのは2026年だそうです。

首里城が焼失したのは、1453年、1660年、1709年、1945年に次いで歴史上5度目でした。歴史がこれだけ長いと、自然の災難に見舞われてしまうこともあります。
世界遺産である正殿は残念ながら全焼してしまい、見ることはできなかったのですが、首里城入り口にあるもう一つの世界遺産、園比屋武御獄石門は見ることができました。

現在の首里城内の様子

火事の為損傷してしまったとはいえど、首里城はパワーがみなぎるパワースポットでした。
城内から見下ろす那覇市の景色はとても澄んでいて、昔の琉球国王はこのようにして街を見守り、国を守っていたのかと想像ができます。

首里城公園公式HP

いかがでしたでしょうか。
当時は琉球王国という王国であった沖縄の歴史的建造物や、美しい自然を観察できる観光スポットをご紹介しました✨

最後までご購読ありがとうございます。
また次のブログでお会いしましょう😌 またやーさい!

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PROFILE

Mie Hamada
Mie Hamada
幼少期から多くの海外旅行を経験後、16歳の時1人でカナダバンクーバーの高校へ留学。
その後カリフォルニア州立大学ノースリッジ校アパレル科に進学、理科学士を取得し2019年卒。観光とショッピングが趣味。着ない洋服を買い集めるのが特技。
現在東京にてブログ中。365日頑張って続けます。